RC造のガレージハウス
ここでは、RC造のガレージハウスの施工事例をもとに、RC造のガレージハウスを建てる際に押さえておきたいポイントを紹介しています。
玄関ホールで繋がるガレージハウス
都心など狭い土地では、ガレージの上に家を建てるタイプが多く見られます。その際、ガレージと住居エリアを完全に分断してしまうのはもったいでしょう。
ガレージの扉と階段の設定次第で、出入りが便利なガレージハウスを実現できます。玄関をガレージのすぐ隣に作り、ガレージの奥に玄関ホールにつながるドアを設置することで、ガレージから出て玄関に回るといった手間がなくなり、室内への出入りがスムーズになるのです。
まるでギャラリーのような
ガラス張りのガレージハウス
建物中央に集約した柱と水平方向に持ち出した梁で、1・2階の床と壁、屋根をしっかりと支えているRC造のガレージハウス。木材を全面に出さず、真っ白な外観と内装、シンプルな装飾で統一されたまとまりのあるデザインです。リビングを中心にした間取りで、ガレージは隣に配置。壁を取っ払ってガラス張りにすることで、いつでも愛車を鑑賞できる環境を実現しています。
趣味と居住をきっかり分ける
ガレージハウス
坂道の途中に建てられた、高低差を利用した地下1階・地上2階建てのRC造ガレージハウスです。リビングなどの居室を上階に配置することで、車2台とバイクが入る広さのガレージを確保。ガレージ横の玄関部分はバックヤード的な役割も果たしているのが特徴。ガレージに物を詰め込まず、すぐそばにスペースを作ることでモノをすっきりきれいに収納しています。
夜の灯りが映える
コンクリート打放しのガレージハウス
特徴的な形でインパクトがある鉄筋コンクリート造。あえてシャッターはつけず、ガレージ内部もコンクリートで仕上げています。シャッターがない分、ガレージ内部も外から見えるため、同じ素材で汚れに強い素材を使う事でメンテナンスにかかる手間を軽減。コンクリートだけでは無機質な暗い空間になってしまうので、グリーンなどのハッキリとした色や照明を使用してアクセントをつけています。
ガラス張りの専用ルームと中庭で
ガレージ内も明るい家
ガレージ前に広いスペースを設けることで車の出し入れが楽々に。ガレージ内の壁はコンクリート、床はタイルにして、玄関アプローチに揃えることで一続きのまとまり感を演出できます。シャッターを閉めると暗くなってしまうため、ガレージ奥にガラス張りのホビールームと中庭を設けて自然光を取り入れやすい作りにしています。居心地の良さと趣味を楽しめる一石二鳥のスペースです。
RC造ガレージハウスの総括
RC造は大空間が作りやすく、重量感のあるコンクリート打ちっ放しの外観などスタイリッシュな雰囲気のガレージハウスを作るのにピッタリ。ただ、コンクリートだけだと無機質で味気なくなるので、色や他の素材との組み合わせなどをいろいろと試してみるのもおすすめです。また、コンクリートは照明による演出がしやすいので、配置計画次第ではショールームのようなステキな演出が可能になります。